囚われのパルマの記録

携帯ゲーム「囚われのパルマ」の感想を記録しています。

②パルマ/ハルト編 第一章「ハルトくんのことは野生動物だと思おう」

さてここから第一章スタートです。

フード問題ですが、早々にとってくれました。やっぱあれそんなに意味なかったよね?多少仲良くなれたようで嬉しくなりますが、ハルトくんははやりそんな簡単に心を開いてはくれません。面会室に入るとほぼ俯いてお出迎えです。私も人のこと言えませんが、さすがに暗いなぁと先行きが不安になります。

ハルトくんは主人公を信じたいけど信じきれないといった感じの発言を繰り返します。まぁそりゃそうだよね。初対面の女子が突然めちゃくちゃ馴れ馴れしく絡んできたら気味悪いよね。こっちはこっちで本土に帰りたいという切実な事情がある訳ですが。。
ハルトくんの良い所はそれを変に誤魔化さないで、めちゃくちゃ態度に出してくるところ。ああ、疑われてる!ってすぐ分かります。でもなんかそのほうが対応が楽というか、自然とこっちも素直に対応するしか無いなという気になります。
 
面会の回数を重ねていくと、どうでもいいライン会話のおかげか、少しずつハルトくんが気を許してくれるようになります。面会中に寝たりね。うん。。えっとさ、急に気許し過ぎじゃないかな?なんであんなに警戒してたのに、突然そこまでガードがゆるゆるになるんだハルトくん。いいけどさ、、この人すごいマイペースなんだろうなと思います。
あとはフードをとったことで過剰に寝ぐせを気にしだしたりね。初回プレイ時に思ったよね、世の女子は君ほどのイケメンを前にしたら、寝ぐせがあるかどうかなんて絶対気にしないよって。寝ぐせがあるからないわー、とか絶対思わないよって。まぁハルトくんの場合女子がどうこうという次元に生きていそうもないので、純粋に自分が気になることには神経質な人なのかなと思いました。全体的に理系の研究者って感じの性格ですよね。自分が興味あること以外は無関心だけど、好きなことにはすごいのめり込む人って感じ。
 
面会後半では割とパーソナルなことも話してくれるようになります。
人の心が見えることや、主人公だけはなぜかそれが見えないということ。これよく考えたらめちゃくちゃ突飛な設定だけど、それをすんなり信じる主人公もまた純粋ですよね。お似合いだよ。そして君のことを考える時間がすごく増えたとか言うんですよ普通に。なにこれ天然なの?天然だとしたらすごくない?まぁ今まで何も考えてなかったところに、グイグイくる主人公が来たらそうなるだろうけど。だとしてもですよ。
そして主人公が頑張ってくれているのに、自分は何も返せなくて辛いとか言い出すんですよ。な、なんて良い子。。チアキさんに見せたいわ、この素直さ。ほんとチアキさんはハルト編を5周くらいすべき。
 
2周目やってみて、やはりハルト編ていいなと思いました。癒される。ハルトくんが良い子というのもあるのですが、彼はほとんど記憶を無くしてしまっているので、主人公との立ち位置がすごく近いのですね。持ってる情報量も本当に同じくらいで。なので二人で協力して謎を解いていくという実感がすごくあるんです。
アオイくんはそもそも1日分くらいしか記憶を失ってないし、チアキさんは外野が重要なことバラしちゃうし、チアキさんも早めに記憶が戻って後は彼が話すの待ちみたいな感じだったので。なんかこう、部外者感が強かったんですよ。部外者だけど愛の力でガンガン行く、みたいな。でもハルト編は二人がずっと寄り添ってる感じでね。それがとても素敵だと思いました。
 
あとはこの章で呼び方を変えられます。私はとりあえずハルトくんで。ハルトくん側も一応こちらを苗字では呼んでくれるようになりました。一応これで相談員というより個人で見てくれるようになったという感じなのかな?
しかしあれですね。ハルト編は私自身がハルトくん好きなのもあるし、言動が割とまともな人なので、チアキ編のようなおかしなテンションにはならないかもしれない。チアキさんみたいな飛ばした言動あんまりしてくれないからさ。そういう意味でチアキさんてやっぱり面白い人だったよなとしみじみ思います。