囚われのパルマの記録

携帯ゲーム「囚われのパルマ」の感想を記録しています。

①パルマ/ハルト編プロローグ「フードを過信しすぎるハルトくん」

ハルト編の2週目の記録になります。

1週目は少し前にやったのと、恋愛シュミレーションゲームというもの自体が初めてでしたので、パーソナルなものになりすぎてとても感想どころではなく。改めて2周目をやってみることにしました。私自身はパルマでは完全にハルト派です。というかハルトくんはかなり特別扱いです。一応その前提で。

 

ほぼ誘拐のような形でシーハイブ社所有の孤島にやってきた主人公。そこである収容者の相談員(カウンセラーみたいなもの?)になるように言われます。主人公が社会人だったら仕事どうするんだと思いますが、そこら辺の話はついてると言われます。まぁゲームの都合なのでそこら辺はすんなり飲みましょう。そして面会を通してハルトくんと交流していくことになります。

 

いきなり初回の面会がスタートします。相手は絵とかじゃなく本当に動くし、こちらを探るような動きをするので、慣れてないと本当にちょっと緊張感があります。パルマではもうおなじみではありますが、最初はめちゃくちゃ警戒されている上冷たい反応をされます。なんとなくハルトくんは初回から割と優しかったイメージがあったのですが、全然そんなことなかった。初回はフードをかぶってる上、ほぼ目も合わせてくれず、会話は「うるさい」しか言われませんでした。わーさすが初代。飛ばしてますね!

結局プロローグ段階でハルトくんはフードをとってくれませんでした。これは彼に人の心が見えてしまうという特殊能力があり、物理的に距離をとっているということが後々分かるのですが、フード程度で防げてる?というのは正直気になるところです。社会人時代はどうしていたのだろう?とか。サングラスとかかけたほうが良くない?とかね。というか跡部様なんて常に他人の心も体もスケスケな状態で生きてた訳ですから、跡部様の精神力ってやっぱ半端なかったんだな!と改めて思いましたね。(突然のテニスネタ失礼致しました)

 

まぁ色々思う所はありますが、割と脳天気なラインとか送り続けている主人公に興味を持ち、記憶を思い出すことに協力してくれることになりました。そう、ラインがね、ハルトくんは本当に一言返事なんですよ。しかもマジレス。「今日の調子はどう?→ふつう」みたいな。「花も喜んでるよ→花に感情はないよ」みたいな。これさ、私はさっぱりしてて結構好きなんですがみなさんどうなんでしょうか。アオイくんは結構自分の気持ちとか書いてくれてちょっと面倒だなと思ったり、チアキさんは割と律儀に返信くれてそれはそれで面倒だなと思ったり。ハルトくんのこのぶっきらぼうな感じが私は心地よかったです。少し踏み込んだ発言をすると、すぐ「あ、それ違うんで」みたいな返しをしてくるんですけどね。それも逆にいいよね。野生動物と交流しているみたいでさ。終盤ではもっと色々書いたりしてくれるんですが、ハルトくんは基本的に優しいし素直だし、理系だからか一貫して冷静で、とてもやりとりしやすかった印象です。心地よい感じ。

 

島民のみなさんについては初回時とにかくシンディーに衝撃を受けた記憶があります。おおぅ、みたいな。あとは世界観がゴリゴリの日本の漁村みたいな感じじゃなくて、外国という程でもないけど微妙に別世界感があっていいなと思いました。少しだけクラシカルで、少しだけファンタジーみたいな。この世界観の作りこみが上手いなぁと思って感動したのを覚えています。現実の私は社畜だけど、ここでは違うんだってすごく思えましたから。うん。大事ですよねそういうとこ。

 

さて、そんなこんなで相談員生活がスタートした主人公。一応協力すると言ってくれましたが、まだ全然心を開いてくれそうもないハルトくん。果たして心を開いてくれるのか、そしてフードをとってくれるのか注目していきましょう。