囚われのパルマの記録

携帯ゲーム「囚われのパルマ」の感想を記録しています。

⑩パルマRエピローグ「チアキさんにとっての幸せとは何か」

エンディングは3でした。偽装事故があってユーゴさんが亡くなったことになり、チアキさんとなった彼と再開するところまでは同じようです。3は再会はしますが諜報員活動を続けるチアキさんと一緒になるエンドで、終わった後ふつうにバッドエンドだよね?と思ってしまいました。やっぱチアキさんに寄り添う選択肢全然選んでなかったし、修羅の道を進めってことかー!と。それで他のエンドも見てみて、自分なりに結論が出たのでここに書いておきたいと思います。
 
チアキさんにとって主人公と一緒に生きるっていうのはもう絶対条件な訳です。俺には君が必要なんだ、ですから。それはそれで、あとは彼自身の人生をどうするかってことなんです。1は養護施設を運営、2は通訳、3は諜報活動を続けるってことになるのですが、私はぜんぶやってるのが一番チアキさんらしいかなと思いました。物語としては1が一番良いと思うけど、本編ではまだ謎がめっちゃ残されてる訳です。それを全部忘れて養護施設だけやるタマかな君は、と。養護施設やりつつ、裏で養父を殺した犯人とか五十鈴大使を襲った犯人とか探るんじゃないの君は、と。私の中のチアキ・カシマはそういう人物でした。チアキさんはとても複雑な人で、決してハルトくんみたいな聖人ではありません。清濁併せ持っている。でもそこが人間らしくて素敵だったと、そこが彼の魅力だったなと、私はそう思いました。なので完全な善人になるというよりは、そういうグレーな人生を歩んでもいいんじゃないかなと思います。まぁ主人公は大変でしょうけどね。それが私の結論です。
 
長々とありがとうございました。一応次の総括で心の整理をして終わりたいと思います。