囚われのパルマの記録

携帯ゲーム「囚われのパルマ」の感想を記録しています。

②パルマR第一章「チアキさんにアゴで使われる」

主人公をいいように使ってまんまと部屋を移動したチアキさん。もうこの時点でレクター博士にしか見えない。そのうち職員食べて脱獄するんじゃなかろうか。
ラインの会話は相変わらずゼロ温度感がすごいです。事件絡み以外の主人公の行動に心の底から興味がなさそうです。その割に自分の要求は遠慮なく言ってきます。すごい。なんかすごいリアルだ。今までの彼女から陰でモラハラ男とか呼ばれてそうだ。
 
チアキさんが終始こんな感じなので、私の心もかなり冷えきっており、会話の選択肢がテンション高めのものしかないと、選ぶのに苦慮した気がします。というか主人公の前向きさに全然気持ちが追いつかなかった感じ。こいつにこんな優しい言葉かける意味とは?とか考えてしまったよね。チュートリアルでサボミちゃんから自分の気持ちに近い選択肢を選ぶように言われるのですが、その通りに選ぶとほぼ返事が一言になっていたよね。
この時点ですこし可愛いなと思ったのは、部屋で裸足なのと、味覚の好みが少し子どもっぽいところくらいでしょうか。でもこれ監視してなければ絶対分からないよね。
 
そんな冷えきった心を癒してくれたのは島民のみんなと、新キャラの門司くん。門司くんは本当に良い性格しててかわいい。オタクという設定だけど、さすがにこの世界観なのでアイドルオタクとかでは無く、ゲーマーの美大系男子みたいな感じです。マイペースで純粋に会話が楽しい。現実世界の自分と気が合うのはどう考えてもチアキさんじゃなく門司くんだし、もう門司くんとずっと会話してたいと思いました。
 
この章の最後で主人公がようやく自分にも証拠隠滅の容疑がかけられていること、彼の記憶が戻れば容疑が晴れるため協力していることを伝えます。これもっと早く言うべきでは。正直に話したことで多少信頼してくれるようになったものの、チアキさんはこんなことで心を開いてくれるほどガードが緩くはありません。お互い情報が欲しいなら取引しようぜとか言い出します。どんだけ人間不信なんだよチアキさん。ここまで一切女性扱いされないのもそれはそれですごい。そんな感じでついに仕事の取引相手みたいな関係になりました。