囚われのパルマの記録

携帯ゲーム「囚われのパルマ」の感想を記録しています。

⑤パルマR第四章「チアキさん=ジャイアン。お前のものは俺のもの」

前章から主人公を攻略し始めたチアキさん。あんなにアゴで使ってたくせに、主人公のことを過剰に心配し始めます。なんでだよ。さんざん君の素を見せられたこっちとしてはもやもやするよ。やっぱり前章あたりから主人公を好きになったのかな、、もうよく分からん。
心配といえば心配してるんだけど、若干束縛してる感のある心配の仕方をします。ラインすごい送ったり。親が子どもにする心配というか。というかこの人ちょっと性格が複雑というか、基本的には大人っぽい人なんだけど、感情表現がときどき妙に子どもっぽいというかスマートじゃないんですよ。だからこちらも戸惑います。
 
あとはやっぱり俺たち発言ですよね。いつの間にセット扱い。この辺りにくると主人公もかなりチアキさんに気持ちが向いているようなので、彼女が良いならいいんですが、私との温度差はすごいことに。
ただやっぱりチアキさんが面白いのは、彼はがっつり口説いてくるんですよね。主人公のどういう所が良いかはっきり言うし、心配していることをはっきり態度にする。極め付きはガラスばーんの「俺には君が必要なんだ」発言ですよね。熱い男だよ君は。でもなんかすごいイケてる感じの指切り(語彙力)で照れたり、謎のピュアさを出してくるのだけはちょっと気になりました。いやいや君がピュアはいくらんなでも無理があるでしょ。ハルトくん見たことある?
そしてストレートなチアキさんは主人公に恋人がいるかどうかもはっきり聞いてきます。なんかこういう所すごいリアルだ。というかもう付き合う気だ。もし主人公に恋人がいてもたぶん奪ってやるくらい思っているよね。リアルジャイアンだもん。ここまではっきり言うのは素敵だけど、きっと独占欲が強いということでもあるのだろうなぁ。孤独そうな人なので、主人公を手放したくないのでしょう。共依存的というか、恋愛感情以上の何かも見え隠れしますね。そして案の定チアキさんには恋人どころか、家族や友人すらいないことが判明。おいおい大丈夫かこの男。友だちくらいいてくれよ頼むから。なんか共依存モラハラルートまっしぐらな感じがして私は主人公が心配です。
 
さてこの四章で名前の呼び方を変えられるイベントがあります。これまでは文字表記をすっきりさせたくてさっさと名前呼びに変えてしまっていたのですが、今回はあまりにもチアキさんの上司感が強すぎて名前呼びにできませんでした。全然距離が縮まらない不思議。
あ、でもチアキさんのモーションキャプチャでひとつとても好きなのができました。肘をついて上目遣いで見てくるやつ。あれ素敵ですよね。顔は可愛いのに目が全然笑ってなくて、なんかチアキさんという人を端的によく表してるなって思いました。
 
また今回は島で初めて行ける場所が出てきます。枯れ滝というところです。ここに行くとマダムが軽く性格診断みたいなことをしてくれるのですが、私はずっと火なんですよね。大丈夫なんですかね、、気が強いみたいな診断じゃないと良いのですが。。
 
そして大好き門司くんです。門司くんと話していると本当に癒されるんです。もはや門司くんのラインを心待ちにしている自分がいます。門司くんは彼なりに主人公を気遣ったり、心を開いて話してくれます。ほんと良い子。あまり女性に免疫がなさそうで、主人公がフランクに接するだけでもドギマギしていてとにかく可愛いです。そして遂に髪を上げて、マスクをとってくれました。案の定ただのイケメン。チアキさんは目が大きくてラテンぽい顔立ちですが、門司くんはさっぱりした和風イケメンです。この島は絶対顔採用してる。でもどうしよう、たぶん門司くんルートは無いので、きっとどこかで門司くんとはお別れになってしまいます。辛すぎる。チアキさんだけじゃ息が詰まる。。最終話まで居て欲しい。。
 
そして当初からウザめの発言を連発していた看守さんが真面目にウザくなってくるのもこの辺りから。ほんとこの人早く左遷されないかな。声も顔もかっこいいのに、性格がね。残念なイケメンのお手本のような方です。
 
事件の謎自体はまだよく分かりません。あと四章もあるので、どうなってゆくのでしょうか。というか既にここまで仲良くなってしまっていると言うことは、まだ一悶着ありそうな気がします。でもチアキさんのことは色々な意味で好きにはなってきました。恋愛とは別の何かですが、面白い人だと思う。願わくば恋愛モードになる前の段階でもう少しコミュニケーションとってみたかった。